ハイデガーの論を用いた『けものフレンズ』におけるかばんちゃんの「存在への問い」の考察
生きる、生きるってなんだ?
ためらわないことさ。
という話です。
今回は『けものフレンズ』における、かばんちゃんについての論考。
かばんちゃんが抱えていたかもしれない「存在への問い」を、哲学的思考で読み解いてみようという試みです。
#けものフレンズ
#かばんちゃん
#たつき監督
#irodoripic.twitter.com/z6NMZf7Hk3
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:05:14 +0000 2019
『けものフレンズ』が素晴らしいなぁと思うのは、ときどきハッとさせられる台詞が多いことです。
その中でも、特に僕が好きなのは11話。
かばんちゃんが黒セルリアンと対峙した時に言った、
「何で生まれたかも分かんなかったぼくを受け入れてくれて…」
という台詞です。 pic.twitter.com/eNWZa4QNBl
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:07:17 +0000 2019
この台詞は、大変重い。
他のフレンズたちにはなかなか思い至らないであろう、哲学的な思索が含まれている、ヒトらしい問いです。
ジャパリパークに生きるフレンズたちは、基本的に自分たちの特徴や、できることが分かっているので、「自分が何者か」はあまり考えないでしょう。 pic.twitter.com/buTHJgYAp4
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:09:04 +0000 2019
かばんちゃんも、ジャパリ図書館で博士たちにヒトの特徴を聞いています。
ヒトは二足歩行、投擲能力、道具の使用などができることは分かりましたが、「生まれてきた意味」までは博士たちも教えられません。
かばんちゃん自身がずっと抱えていたであろう、正に「存在への問い」なのです。 pic.twitter.com/CQiAZaBdQr
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:10:11 +0000 2019
その問いが、一体いつから生まれていたか?
推測するならば、1話の台詞が手がかりです。
サーバルちゃんに「どこから来たの?なわばりはー?」と聞かれ、
「分かりません。覚えてないんです。気付いたらここにいて…」
というシーン。 pic.twitter.com/PEMsAlESGp
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:11:13 +0000 2019
サーバルちゃんと出会う前に、ミライさんの髪の毛にサンドスターが当たって、かばんちゃんが誕生。
それからサーバルちゃんに出会うまで、かばんちゃんが孤独だった時間。
この間に、かばんちゃんは自問したことでしょう。
「ぼくはどこにいるのか」
「ぼくは何者か」
「ぼくはどこへ行けばいいのか」 pic.twitter.com/hKnKYKraMe
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:12:18 +0000 2019
ゴーギャンの名画、
『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』
ではありませんが、本編では描かれなかった思索的時間があって、11話のあの台詞に繋がったのかもしれません。
さて、この悩めるかばんちゃんをカウンセリングできそうなヒトは、どこかにいないでしょうか? pic.twitter.com/XBORYgVHm6
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:13:39 +0000 2019
僕は一人の哲学者を紹介してあげたいと思います。
マルティン・ハイデガー。
20世紀最大のドイツ人哲学者で、主著『存在と時間』という大作があります。
(哲学史上最大の「永遠の未完本」でもある)
彼なら、かばんちゃんが悩んだ問い「ヒトは何で生まれたか」への答えのヒントをくれそうです。 pic.twitter.com/VgtxR1MyDW
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:16:18 +0000 2019
ハイデガーによれば、「何で生まれたか分かんなかった」のは、ヒトは固有の〈現存性〉を持っているから。
生まれてくるべき理由とは「ここにいるべき理由」であり、いるべき理由とは個別の現状によって変化する。
ハイデガーは、まず「かばんちゃんが本来、個別の存在」であることを指摘します。 pic.twitter.com/r2FBkteKp7
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:17:01 +0000 2019
しかし、ヒトは世界を把握する時に、他者との関わり抜きではあり得ない。
「自分が孤独だ」と思うのは、他者の存在があるから。
仮に自我の世界内で完結するなら、孤独と思うことさえない。
他者との関わりあっての世界には、ハイデガーは〈共存性〉という術語を使います。 pic.twitter.com/koNF4HiYds
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:18:30 +0000 2019
他者と共存しているから、世界の中にいる自分がある。
〈世界−内−存在〉という術語がまた出てきますが、かばんちゃんは他者との関わりの中で、ようやく自己の存在をつかめたということ。
世界=ジャパリパークで旅をすること自体が、〈共存性〉を確認することだったのです。 pic.twitter.com/bDdXlwfFrH
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:19:44 +0000 2019
大事なのは、ここからです。
ハイデガーは、世界の中に投げ入れられた〈現存性〉=ヒトの存在は、ある限界を示す。
それは、「避けられない死」。
ヒトには必ず、終わりがあることをハイデガーは了解させます。
さまざまな終わりが身近にあり、究極の終わりとして、ヒトは「死」を恐れる。 pic.twitter.com/qr4ho73eqU
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:20:34 +0000 2019
しかし、ハイデガーは言います。
「死とは、それぞれの〈現存性〉が自ら引き受けるしかない」
ヒトが自らの終わりを自覚した時、正に今この時が自分自身であるという自覚を持つ。
その時、ヒトは死に対して真に自由になる。
つまり、自分一個の利害を離れ、今、自分が真になすべきことを見つける。 pic.twitter.com/6Ls1OIsDQ7
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:21:55 +0000 2019
なんと、ハイデガーはかばんちゃんの自己犠牲を肯定的に捉えてしまったのか?
そうではなく、「終わりを了解することが生きる覚悟を決めさせる」という、逆説的な生の哲学を導くのです。
ハイデガーによる存在への問いは「自らの限界をも引き受ける覚悟」へ至るのだ、ということです。 pic.twitter.com/TUGdUBMen1
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:23:59 +0000 2019
サーバルちゃんを助けるためにかばんちゃんがした選択こそが、ヒトのヒトたる所以です。
「何で生まれたか分かんなかった」彼女が、自己存在を死の可能性と同時に自覚し、そして引き受けた。
ハイデガーによるカウンセリングの結果、かばんちゃんは究極のヒトであるということが明らかになりました。 pic.twitter.com/7lvyZzUYtr
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:27:43 +0000 2019
改めて見ると、黒セルリアンに立ち向かったかばんちゃんの台詞は、サーバルちゃんに向けられたものであると同時に
「サーバルちゃんと一緒に旅をしたことを無駄にしたくない=だからサーバルちゃんだけでも生きて」
という願いが込められています。 pic.twitter.com/HFEUL6YDcC
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:30:44 +0000 2019
それは、かばんちゃんによる、究極の自己肯定かもしれません。
サーバルちゃんと旅をした事が、サーバルちゃんの中に残る。
そこでかばんちゃんの〈現存性〉は生き続ける。
死を引き受けつつ、自分も生き残ることの選択をした。 pic.twitter.com/NiGZ4PaYeP
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:31:55 +0000 2019
正に、かばんちゃんは11話で、黒セルリアンでさえも踏みにじることができないものを示しました。
「生まれてきたからには、生きると決める覚悟」
『けものフレンズ』にずっと我々が魅了されるのは、こうしたかばんちゃんの悩みと覚悟を見る度、勇気付けられるから…かもしれません。 pic.twitter.com/xz4bba29oX
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:33:34 +0000 2019
長くなりましたが、結論です。
・かばんちゃんは1話以前、生まれた時から「何で生まれたか」という存在への問いを抱えていたと思われる。
・哲学者ハイデガーによれば、生まれてくるべき理由とは「ここにいるべき理由」になり、ヒトはそれぞれ〈現存性〉を持つが、他者との関わり〈共存性〉も必要。
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:34:57 +0000 2019
・ヒトは死を避けられないが、受け入れる覚悟を持ったヒトは「死に対する真の自由」を手に入れる。
・かばんちゃんが自己犠牲をしたことをハイデガーの哲学が称揚するのではなく、「終わりを了解することが生きる覚悟を決めさせる」という、逆説的な生の哲学に繋がる。
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:36:35 +0000 2019
・『けもフレ』の魅力の一端は、かばんちゃんの悩みと覚悟を見る度、勇気付けられるから。
・サーかばは永遠。
以上!終わり!
さばんなちほー再上陸!
みんみ解散!
じゃあ俺、かばんちゃんとジャパリ図書館デートして
『金瓶梅』(きんぺいばい)読ませてくるから… pic.twitter.com/gkmjuXAZTZ
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 13:38:03 +0000 2019
⚡️ "「存在への問い」は「生き抜く覚悟」に変えられる~『けものフレンズ』とハイデガー『存在と時間』考~"
#けものフレンズ
#かばんちゃん
#たつき監督
#irodori
https://twitter.com/i/moments/1191352925995462656 …
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 14:29:11 +0000 2019
あっそうだ(唐突)
『存在と時間』に興味持った奇特な人は、いきなり原典読まずに解説本から入った方が良いと思います。
100年近く前の本なのでネタバレ上等ですよ。
ハイデガー『存在と時間』入門 (講談社現代新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4062884372/ref=cm_sw_r_tw_apa_i_3FdWDb817YPC9 …
— マサムネ内記 (@masamune_nike)Mon Nov 04 14:43:46 +0000 2019
コメント
難しい言葉を使わずに心で理解できればそれでいい
若さ、若さってなんだ?
アニメオリジナルキャラだからいてもいなくてもいいわ。確かなことはキャラデザ担当から二度と描かれることのないであろう忌み子
かばんさんは好き
※2
兄貴ィィィ!!
金瓶梅読ませるんじゃない!!wwww
:RkYzJlYj
消え失せろ、存在を否定する事しか出来ないのは生きる覚悟の無いクズって事だよ、反吐が出るね。
面白かった、ほんとirodori作品は人情味があって暖かくて良い。
ハイデガーって名前しか知らなかったのでいろいろ勉強になった
あと久しぶりに例の顔オリジナルを見て元気が出た
金瓶梅は中国古典屈指のエロ本だかららめええええ
この人の考察はすごいぜ
ものすごく勉強になる
こう言うの見ると無印マラソンまたやりたくなる…w
噛めば噛むほど味の滲むスルメ作品いいぞ~
※3
もう完全に勝敗着いた後の話しだからそれしか出来ないもんな…
吠えるだけ吠えるがいいさ。許す。
今でも考察要素が出てくるのは面白いね
半年前にニコ動だけど一期を英雄神話とした考察動画が面白かった
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34965568
金瓶梅はアカンやろwww
かばんちゃんに内容が理解できない部分を質問されるのは楽しそう
そしてその反応を楽しむ
※3
かばんさんとして生まれ変わった功績があるから要らない子ではない。
真にいらないのはYxNmVjNTみたいな過激派の ド 阿 呆。
※3
キュルルやワカメが人気無いからってかばんちゃんにムクムクするのはみっともないぞ真フレ
※11
負け犬さん頑張って
これが2ではかばんさんとかいうゴミになるんだから
KFPセンス無い
彼なら、かばんちゃんが悩んだ問い「ヒトは何で生まれたか」への答えのヒントをくれそうです。
この一文だけで既に面白いんだけどw
>・ヒトは死を避けられないが、受け入れる覚悟を持ったヒトは
>「死に対する真の自由」を手に入れる。
『生きるも死ぬも同じ事だ』の違う言い方?
「死を受け入れる」
という設定でこうも違いが出るのかねえ
※6
自分のデザインしたキャラクターを描かない94枚監督こそかばんちゃんの存在を否定する事しか出来ない生きる覚悟の無いクズって事だよ、反吐が出るね。
BURNING HEART TO HEART, ハイデガー!
どんな時でも
胸に 熱い 明日 抱きしめて
武士道とは死ぬ事と見つけたり、に通じるものがある
※4
ってなんだ?(そう言われても……)
※21
(何言ってんだコイツ???)
※16
現実を生きろ
一期には今だに深い考察が挙げられてるもんなあ。□はただ不快なだけ。
作品そのものが哲学の導入アニメとして100年以上残りそうw
もっと色んな分野に広がるが良いや!
※21
釣りだろうけど一応、成長を拒んだら死ぬとか糞設定付けた総監督の悪口は止めるんだ!
とても素晴らしい考察だぁ(恍惚)
なるほどと思わせる。
だが、頭の中によぎるのは、この作品を明治文学のパロディに落とし込んだ傑作「吾輩はさーばるデアル」で書かれた11話の解釈。
これも夏目漱へし(笑)の小説「こころ」からの描写だけど、「自分が十字架(サーバルを見捨てた)を背負って生きていくのは辛いから、自分が犠牲になる」道を選ぶ。
書きながら「早起き」しそうになったけど、アノ行動を前向きととらえるか後ろ向きととらえるかによって、解釈が変わる気もする。
※21
まだ3週目のみの本編でもない同人アニメの94枚に縋るのかよ。□という本編の3週目は何枚売れたのかな。
__________
<○√
∥
くく
しまった!ここまでKFPのせいで糞レスだ! オレが止めているうちに百合スレを続けろ 早く!早く!オレに構わず続けろ!
細谷「他者との共存〜?とりあえず私物化するわ( ・∀・)」
(;А;)イイアニメダッタナー
いやほんと・・・
もはや常連の好事家さん
ギリギリわかりやすい言葉でかなり難し目の話を噛み砕いて話してくれるからタスカル
古代中国のエ.ロ小説はやめたげてよおおおお!
平易な言葉でこれだけ説明しろって相当難しいよ
この人の知識量といい説明力といい、毎回感服させられる
※2
ふりむかないことさ
哲学分野まで網羅してるのか、知識すっごいな
この人の考察は最後のオチまで含めて好き
結論として言える事は、責任者は全員たつき監督に土下座して謝罪しなければ一切未来は無い。
吉崎「成長を拒むと死」
大変高尚な考察からの唐突に語録を差し込んでくるスタイルすきです
でも(アミメ)キリンさんのほうがもっとすきです
一期の話しているんだから興味無い人は来ないで
そんなのは置いといて、「なるほどなぁ~」と感心するほど良い記事に出会えて良かった。。
あとギャバソのネタ飛ぶなと思ったら案の定あって安心したww
そして、この人に喧嘩売って「○○しなければ議論で私に勝つことはできません」と俺ルール振り回してたのがある君です。
※43
アウグスト君、ね。
うーん・・・わかんないや!
※43
毎回思うけど、なんで頭の程度で到底勝てそうにない人に喧嘩売るんだろうね、真フレ
もうちょっと勝てそうな奴を選ぶとかの知恵を使わないのかな?
彼我の差を分からないから真フレなんぞやってるんだと言ったらそれまでだけど
※12
その人の三幕構成の動画でも似たようなこと言ってたよね
「その瞬間、今、サーバルちゃんを救うことが生まれてきた意味だと悟った」
そのあとの「けれどサーバルちゃんの物語がかばんちゃんの終わりを許さなかった」ってくだりも含めて最高級の冷奴
おいしい
※47
わかりみが深すぎて、ワイ溺れた
読んで早起き現象が起きた。
ハイデガーを知らずとも、kfpでも地蔵でも踏みにじれない聖なるものを感じたからこそ、我々は今もここにいる。
ただの美少女アニメだったら監督が放逐されてもさほど気にしなかっただろう。
こういう考察、好き
カバン!あばよ涙 カバン!
けものフレンズRの漫画、
ニコ静で更新してるよ
あむとらいえいぬも素晴らしいよ
けもフレファンを癒してくれる漫画だよ
キュルル?なにそれおいしいの?(まずそう)
※47
最高だよな
何のために生まれたのか、誰かに認められるため、そして得たものを捨ててまで友達を助けてけものフレンズという社会に仲間入りするとか
たつき監督はそこまで考えてないかもしれないけど妙にしっくり来る
早起きした動画の1つ
三幕構成の人が海外のけものフレンズ考察を翻訳した
Kemonomyth全訳も面白かったぜ
最終回放送後すぐにここまで考察してた外人さんがいたなんて
管理人さんも記事作ってくれ
※22
偶然にも、「心」というものに真摯に向かい合った番組だったな、それ。
北斗の拳のレイに通づるものがある
※51
そうそう、中国語圏では、かばんちゃんとギャバンは同じ当て字だったな。
かばんちゃんは基本怖がりだからな…
あの場面本来なら恐ろしくて逃げ出したかったはずだけど、見捨てた後のサーバルが居ない世界の方が恐ろしいよな…
自分の命を天秤にかけ、それでも大切な人を守りたい。今までの2人の旅の積み重ねが説得力になって心動かされるんだよなぁ
なんのために生まれて何をして生きるのか
答えられないなんてそんなのはいーやだ!…けど多分無理
ちょっと難しい
ハイデガーってえとナチスを熱烈に支持して大学追い出された人だっけか
かばんちゃん尊い
対黒セルリアンはかばんちゃんの初めても我儘で自分勝手な行動でもあるんだよね
※59
第二のやなせたかしって呼ばれてなかったっけ
アンパンマンと色々共通する点もあるらしい
やっぱ人の真の能力は「他者のために自分を犠牲にできる」だよなあ
まさに人間賛歌!!!
それを、意図してか偶然かはわからんが、作るたつき監督も凄い
※24
MaわレMeら輪な居こと(゚Д゚)サァ?
強大な脅威、死へと勇気を持って対峙するヒトの姿は美しい
※2
KABAN!あばよナーミーダ!
KABAN!よろしく勇気!
※13
かえって性教育、ひいては性の目覚めになるのでは
・ヒトは死を避けられないが、受け入れる覚悟を持ったヒトは「死に対する真の自由」を手に入れる。
・・・駄目だ、プッチ神父の服を着たかばんちゃんが頭から離れなくなった。
たつき監督の作家性って生命賛歌なの?
毎度毎度、この方の知識と嗜好(オチ)はどっから来るんだ?と感心させられてしまう。
頭いい人の話はスッと入ってくるんだよなあ。それが人を引き付ける。
今回はアホウドリ絡んできませんね・・・
難しくて理解できなかったかな?
じゃぱりさんの脚本の動画も一見の価値があるよ
旅を通して哲学を積み上げキャラクターでヒトが何たるかを示す、最後の選択にヒトの利他性を体現する、かばんちゃんがヒトのフレンズだと再確認できた
それに対して□の忌み子は「設定上完全だがセルリウム製で特殊なヒト」でしかない、いやそれでも哲学ぐらいはあるはずと考えてみたが結局「依存、享楽、無関心」に行き着いた
そりゃお客さんのヒトが共感する哲学を否定してるから不愉快に見えるわけだし、ヒトの業とやらを持ち出さないとリアルな人間の子供らしいと擁護もできないな
よくわかんないから美味しいもの食べよ
これこそ人生なのです
人の寿命には限界がある
誰にでも寿命はある いつかは死ぬ
寿命とはなんだ?
最適の遺伝子を後世に伝えるための猶予期間だ!
親から子へと…生命の情報が流れていく
それが生命だ!!!
※69
プッチとは真逆と言っても良い心理やぞ。プッチのは死の運命への諦めを表してるけど、今回かばんちゃんに適用されたハイデガー論理は「死を自覚し、そしてその死に対して自覚した生でどのような“過程”を求め足掻くか」ということに重きを置かれてるから、前向きに運命と向かい合ってるんだよ
どこまでも真っ直ぐで、ひたむきな黄金の精神だよ
キュルルの考察も頼むよ~(ゲス顔)
※77
ルシファーがロシア製のターミネーターに転生ループしてるって結論が出てるんでもうこれ以上はいいんじゃないかな…
※67
宇宙刑いぃぃい~
かばん&サーバル「じぃぃぃぃぃぃぃぃ~・・・」
ジャガー「ええ・・・・?」
ジャガン「ぜんぜんわからん」
でも赤ペン先生が修正する前の言動はルシファーだったじゃん
※12
三部構成の人だったかな?
□最終話まで超理論を唱えてたけど最終話で呪詛落ちしちゃった…
神とは細部に宿る
「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」
アンパンマンでお馴染みのこのフレーズ これを完成させたキャラは彼を除いて今までいなかっただろう
過去の偉大な創造者の意思を 今現在、必要とされるものを刻み込んだかばんちゃんは伝説となり かばんちゃんと共に助け合い、共存する動物たちはまさに
「けものフレンズ」
なのだと たつきはそれを教えてくれた
独りよがりの自己顕示欲にしがみついて蹴落とそうとする意思が如何に愚かであるという事を教えてくれた そして思い知った
「どうせオタクの食い物だ、こんなものを持ち上げるなんて日本はもう終わりだ」
そんな邪推も愚考であり 本当に必要なものがなんであるのか教えてくれた
真に愚かであるのが俺自身だという事を教えてくれたよ
………□はそんなのが比じゃないぐらいに今までの常識だと思っていたものを覆すヤバイのがいるっていうのを明確にしたんだけどな
※46
掲示板とかで好きでレスバトルしてる人らは彼我の実力差に敏感だけど真さんは単に仕事でやってるのが多いからそんな感覚が元から無いんだよ
※21
じゃあ94枚以上売れる作品作って見せて下さい!
もちろん出来ますよね
瞬間瞬間を必死に生きることが大事なのさ
※81
棘抜き前にルシファーだったのはサーバルだろ
…場合によってはサーバルシファーが産まれてた?
かばんちゃんはフレンズをたくさん助けてきたがコンテンツとしての『けものフレンズ』も救う存在だった。
※87
そう! 救う存在、だったのである!!
無印は哲学と相性がいいよね
しかも前向きの結論につながっていく
※21
まーたイキリ94太郎が沸いてやがる
※85
トマソンのみなさん「は」瞬間瞬間を必死に生きたよね……キャラデザにはちゃんと従って欲しかったけど
□作ったKFPはちょっとは見習って?
※74
命ある限り食え!by恐竜大紀行
覚悟が大事だって神父も言ってたな
本当に素晴らしいよ…
94枚を悪口で使えると思ってる奴がいるのか・・・
欲しいやつはコミケとコミティアで買っちゃってるから、正直もっと売れないと思ってたわ
かばんちゃんは人間の善性と生きるという哲学的思考を身をもって示していてくれたのだな…
※3はこうして解説された上でそういう言葉が出てくる時点で育ちの悪さと教養の無さが滲み出てくるなw
生きる覚悟も無ければまともに生きてもいない…他人に寄生して生きるこどおじニートかな?w
それはそれとしてかばんちゃんに金瓶梅読ませて、描写部分で質問されたら事細かに解説してあげたい
それで想像して真っ赤になるかばんちゃんが見たい
関係ないけど、この博士と助手やっぱりクッソ可愛いな
※77
地獄説でもう完璧に考察されてるでしょ
※51
ってなんだ?
※95
連中にとっちゃ94は458枚に匹敵するカウンターだと思ってんだろね。なんか哀れすぎる
3枚目の写真のような、哲学なのかアホヅラなのか分からない表情してくるキャラクターが出る作品で、「見守ってきてくれて...」っていきなりとんでもなく優しい声色で言ってこられたらそら落涙するわ
さらばだ!海の藻屑と消えるがいい!
(そんなもの読ませちゃ)ダメ!ダメ!
なんて言うかこの手の人が書く考察を読んでると
「永遠性の否定()」とかほざいてたヤツの文が如何に浅いかを改めて実感しちまうわ
どっかで見た事ある人だと思ったら最近iroちゃんの方でケムリの考察が記事になってる人か。
毎回アレなオチつけてそれまでの考察を頭から吹っ飛ばしてくれちゃうw
そっちが金瓶梅ならこっちはフランス書院だ!(なお日本製)
たつき監督「え?そうなん?(いや、けものフレンズ制作中に色んな哲学者に話しかけられて、それアニメに落とし込んだだけやし...)」
※100
趣味で作った無料で公開されてるオリアニなのにな…
悲しいなぁ…
コミティアに並んでDVDゲットしたけど少なくとも300人以上は並んでたからね
金瓶梅ってなんだ?高級ふりかけだっけ?
※22
それジェイデッカーや!
※109
それは錦松梅や!
※104
物語で永遠性を否定だなんて阿呆すぎるからなあ
寿司屋に入って俺は魚が嫌いなんだと喚くようなもんだ
何で自分が今泣いてるのかわからんわ
知識ひけらかしたい有識者の方かな?(笑)
昼から早起き。・゚(゜´Д`゜)゚・。
※106
たつきなら本当にそうありそう…
実際に「アニメを心から楽しむなら複雑な哲学は不要!」な精神かもしれないしその真逆かもしれないし
その点ではたつきの底が知れないから余計感慨深い
或いはナチュラルで神話として語り継がれるほどの世界を完成させてるならそれこそマジでなんなんだよってなるわ
※79 見て、めっちゃなごんだw
そのシーンがイメージできすぎて、もうジャガネキすこ。
なんか94虫が寄ってきてるみたいなんで、
一応置いときますね。よかったら使ってやってください。
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◯けものフレンズ□ 1巻 =458枚
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※期間「ぜんぶ」で見てね。
◯ケムリクサ 0.x話 DVDまとめ =94枚!?
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※104
※102
いやいや、この考察してる人自身も認めてるのだが、ド工ロニートの「永遠性の否定」ってのは、考察としては一応成立してるんだわ。
アプリ版って具体的な根拠を挙げてるし。
それにスケベニートって、□の2話はなんじゃこりゃと思ったらしいし、まだ真としちゃマシな方よ。
考察として成立してすらいないのは、アウグストがnoteでほざいてる戯言ね。
あれに比べりゃ、クサレニートなんて立派な論者よ。
こういう作品を引き合いに出して作品の話でなく作者の言いたいことを言ってるだけの批評ほんと嫌い
それ言うためにけものフレンズである必要ある?
※112
永遠性ってそもそも否定できる部類の言葉じゃないからな。絵を描いてその絵が誰かの記憶に残ってる限り永遠に残り続けるといったような言葉だし。死ねば消えるとかそういう類いのものじゃない。ふぁんたじー的な魔王が人間全部滅ぼすぜーって人間全部滅ぼしてもその人間を滅ぼした事を歴史に残すかぎり滅びた人間という存在が残る。恐竜が絶滅しても恐竜は形を変えて今なお存在してる。敵の思想としてのテーマとしてはなりえるかもしれんが、物語のテーマとしてするには矛盾を産むだけで話がなりたたないからね。
※119
他作品とその監督の話を無理やり引き合いに出して粘着する真さんの悪口は止すんだ
逆に考えると、「永遠性の肯定」をする作品ってのはどうなんだろうね。
ぱっと思い出して火の鳥鳳凰編が出てきたんだけど。平穏や幸せとは真逆なんだよね。
まどマギもそうか。
なんというか、みんな「永遠に続く関係性はない」とはわかっているんだけど、
誰とも知らない人ではなく、ナンバリングの付いた続編を作る製作者から、
「とっくにサーかばは別れましたよ」と投げつけられたから怒りが湧いたわけで。
言われなければ永遠(未観測)だったものが、その権利を継いでしまったものから
「無くなった」と言われた時点で確定した事実(観測と知覚)となってしまい、
永久に失ってしまったわけだ。
あかん。量子力学の世界に近くなってきた気がする。
※3
お前、さては魔術使えないワカメだな?
※122は何もわかってないな
例え話はいちいち分解して解説しないと分からなかったか、ごめんなー
ハイデッガー懐かしい。学生時代を思い出す。最終的にはジーク・ジオン!で全て吹き飛ぶ。
※21
あ、イキり94太郎さんチーッスwww
※124
何の話?アンカ間違え?
※126
94枚はデマだよ、
※117
※117
※117
※117
よく読んでから出直してこい
ハイデガーってあれでしょ、FF7でガハハって笑う人
何か荒らしが沸いちょるけどイキリ言いたいだけとかどこのや●おんだよ...
大体ガラの悪い輩が書きこんでるか草生やしてるからふたばの敗北者かのどっちかだな。
※99
振り向かない事さ
マジレスするとギャバンの主題歌
※47
りんは地べたでダラダラ出来るほど好きなのもを見つけ
水も無くなりこのまま終わってもいいと思った
「だが、アイちゃんの物語はそれを許さなかった」
裏姉妹たちが壁を壊し水を感知できるようになったアイちゃんは電車からりつりなシロを誘導し
りんやわかばに水場を示した
※129
それはハイデッガーやし、同じ姓の日本語表記違いだからあってるやんけ!
94枚94枚連呼してる奴いるけど、よくよく考えたら本当の売上枚数はirodoriメンバーは当然知っているから、たつき監督をはじめとするirodoriメンバーには実質ノーダメージなんだよなぁ・・・。
泣いた
格好いい言葉を適当に振り回してこけ脅しもいいとこ
こういうのに騙されやすい奴は気をつけたほうがいいよ
※136
斜に構えて俺カッコいい!とか失笑もいいとこ
こういうのに流されやすい奴は気をつけたほうがいいよ
脚本はそこまで考えていた?
「どうすれば助かる!さっさと答えろ!」と詰問されたらどう答える?
うーん、ハイデガーとかよう知らんけど・・・
11話クライマックスを「かばんが“ヒトだからこそ”自己の存在と死に向き合ったと解釈」みたいに読めたけれど・・、わざわざ「ヒト」を特別視しなくともよくね?
行動そのものは、無自覚かもしれないけど、直前に自分より優先してかばんとボスを助けたサーバルも同じかと。 理性よりも互いを想う情動に突き動かされた行動という点で、二人に違いは無いように思えたなー。
12話で集まったみんなも、危険を承知で、それぞれが出来る形で働いてた。
記憶が無くてずっと自分の「所属」を探していたかばん。フレンズたちと友達になる共存性は獲得しながらも、しかし同じヒト属はいないことが明確になるにつけ、かばんは逆に孤独に陥ってもおかしくなかった。
共にパークの危機に立ち向かうことで「誰もが一員である“群れ”、助け合うのが当たり前な“仲間”、それがフレンズ」とかばんが素直に受け入れることのできたのが11・12話。 でいいじゃん・・・と思っちゃいました。
アカギ1話の「死ねば助かるのに」を唐突に思い出した
絶体絶命のピンチにおいては覚悟がないと踏み込めない
> ジャパリパークに生きるフレンズたちは、基本的に自分たちの特徴や、できることが分かっているので、「自分が何者か」はあまり考えないでしょう。
これの参考画像に悪意を感じるw
これは素晴らしい冷奴ですね。というか普遍的な良さを、ハイデガーの観点から考察しただけって気もするが
※139
かばんちゃんのヒト部分が持ってると思われる哲学にとって11話がどういう意味になるかという考察なので
哲学持ってるからこそああいうことする・持ってないならしない って話ではないから安心していいと思う
かばんちゃんがサーバル助けたのは哲学持ってるからじゃなくて助けたかったからだよね
小難しいことはよーわからんけどけものフレンズは心に響く素晴らしいアニメだったと思うよ。
倫理学は高校の必修科目にすべきと思うの。
古代から現代までの思想を大まかに把握できるし、
暗記量も大した事ないから入試対策としても楽だし。
※139
最初に提示されてたでしょ
かばんちゃんには
「何で生まれたかも分かんなかったぼくを受け入れてくれて…」
という他のキャラでは無かった独白があると
"なんで助けたのかの考察" で は な く 、
この独白に注目して読み解いて見せた考察なんだよ
※144
わかる
余計な勘違いにはまり込んでないまともな倫理教師がいてくれるならなおいい
翻って言えば、俺らもそんな風に生きねば、ってことやぞ
ハイデガーの存在論は、要するに「自分の在り方は自分で決めなきゃ」ということ
なので、あえてかばんちゃんに当てはめなくとも大事なことなのではある
ただ、かばんちゃんの「自己の存在を意識して投機しようとする姿勢」はその存在論を説明するモデルとしては好例と言える
けもフレの話題が通じる教室の講師だったら取り上げてみるのもいいかも知れない
永遠性がもてはやされるのは「あり続ける事」への憧憬、安心があるためである。
そんな永遠性をあえて否定する事は「失われずに在り続けてほしかった」という”惜しむ”気持ちを自覚させる事によって、その存在の有難さ、その素晴らしさを引き立てる事になる。
つまり、永遠性の否定をテーマとするなら、その作品内において永遠性を感じさせたうえで、その否定を行わなければ作品として成立しないのだが、□本編にそのような中身は存在しない。 □で描かれた永遠性の否定は、たつき版けものフレンズの否定であって、□自体に惜しむべき永遠性は無い。
言ってみれば□は、たつき版けものフレンズを引き立てる蛇足であって、蛇足のみでは完結されない空虚なのである。
要するに、
人間は自分で「どう在りたいか」を決め、
その決めた在り方の為に生きる
って事だと思うんだけど、
けものでのハカセのセリフ、
「美味しいものを食べてこその人生」
ケムリクサでのワカバのセリフ、
「スキ(の為)に生きて」で、
既に作中でも語られているよね。
つまり、
「Make UR Suki」
これがたつきの視聴者へのメッセージ
※直球の下ネタは控えるようお願いします。