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【けものフレンズ】「最後の瞬間まで、フルルはグレープ君を見守っていました」

グレープ君, ニュース, 東武動物公園, 動物園・水族館 (217)

「恋するペンギン」グレープ君、死の直前まで... 担当者が明かす「最後の瞬間」

 「グレープ君が昨日、亡くなりました」。東武動物公園(埼玉県)が飼育していたフンボルトペンギンの「グレープ」君について、園の公式ツイッターが伝えた。21歳だった。死因は調査中。

 グレープ君は、人気アニメ「けものフレンズ」に登場するフルルというキャラクターのパネルに「夢中に見える」として人気を集めてきた。インターネット上には、「楽しい思い出をありがとう」などと死を悼む声が広がっている。

■「天国でゆっくり休んでね」

 東武動物公園は2017年10月13日朝、園の公式ツイッターで「グレープ君が昨日、亡くなりました」と報告。あわせて、フルルのパネルに寄り添うように立つグレープ君の写真を掲載し、

  「これまで応援してくれた皆様本当にありがとうございました。また、グレープ君を最後まで見守ってくれたフルルもありがとう。そして、グレープ君長い間ありがとう。天国でゆっくり休んでね」

とのメッセージを投稿した。

 東武動物公園は11日から体調不良のためグレープ君の展示を中止しており、ペンギン舎の裏にある部屋で静養させていた。J-CASTニュースの13日昼の取材に応じた園の広報担当者は、

  「(展示中止の)前日まではエサもよく食べていて、特段変わった様子はなかったのですが、その後急激に体調が悪くなり、12日の14時30分頃にそのまま息を引き取りました」

と話した。死因は調査中だが、「2週間後には検査の結果が出ると思います」とした。

 園側はグレープ君が静養のために移動した際、フルルのパネルも彼のすぐ近くに移動させていた。そのため担当者によれば、

  「最後の瞬間まで、フルルはグレープ君を見守っていました」

という。

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