吉崎観音氏がストリートファイターのメモリアルブックで漫画家として対談　その中で「けものフレンズ」について語る

スレタイと関連のあるところだけ抜粋ね
注：ベンガス…カプコン所属のストリートファイターシリーズのイラストレーター

ベンガス「吉崎先生は昔からモノの擬人化とか素晴らしいじゃないですか。デザインがすごい。「けものフレンズ」も吉崎先生の擬人化の流れですし。」
吉崎「ありがとうございます。モノが好きなので…たとえば高いバイクでも絵に描いて手元にあると、それを手に入れたっていう気分になるんですよ。
　　　　そのためにはどこにどの線をコンバートしようかな、というアレンジを物凄く慎重にするんです。そのモノ自体を絵にして、もしくは擬人化して手に入れたいからですね。
　　　　横線一本引いただけで雰囲気が変わるし、面のバランスだけでもモチーフとの距離が変化するので試行錯誤ですね。」

―「けものフレンズ」も、かなりの数をデザインされていますよね
吉崎「たくさん描くことが前提だったので、量産できるように3～4頭身に決めて、最初に「サーバルちゃん」を描いて、そこからいろんな動物たちをデザインしていきました。」
吉崎「デザインは、結局は自分の好きなものかなと。考えて作ってもあまり面白いデザインにならない気がします。」
ベンガス「もっと教えてください（笑）」
吉崎「恐れ多いですよ（笑）。自分事としてですが、このデザインでこうしたいという目的があって、初めてアイデアが回り始めるというか。脳が取材を始めるというか。多分「スト2」のキャラクターもそうやって作られてきたんじゃないかなと思います。」

ベンガス「描いたのを並べるのは楽しいってのはありますね。」
吉崎「自分も並べファイルみたいなのありますね（笑）。「けものフレンズ」のフレンズを20体くらい描いた時に、ちょっと並べて全体的に合わせた時に、整合性が出てきたりしますね。
　　　　何となくこのキャラこうしてたからこっちはこうしようかなみたいなのが出てきますね。」

このくらいかな
まあ彼もストファイ好きのプロ絵描きとして来たし、俺も20年越しのプレイヤーとして買ったから発言内容にどうこう言うこともない
けど、この人ホント絵描きに徹していればみんなが幸せになれたのになとは思うよ
彼自身も含めて