『けものフレンズ２』PV 第一弾の低評価が4万を超える

2018/09/08 01:07 ２ (1,144)

新PV　評価数定点観測用　9/8　0:25

高評価　4,508　10.1%　低評価　40,022　89.9%

高評価:低評価　8.9倍　合計評価数　44,530

視聴回数　743,206　コメント数　6,466

新PVの視聴回数他の数値をまとめたグラフを更新しました
（９月２日 ２０：３０ ～ ８日 ００：２５）

グラフ：

←４万超のため縮尺を変えました

データ：


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「けもフレ2」PV公開も「低評価3万以上」の大荒れ

9月2日、アニメ『けものフレンズ2』の制作がライブイベントで発表された。同日にPV第1弾もYouTubeに公開され話題となったのだが、本編公開前から大荒れの様相を呈している。

PVでは1期を踏襲する3Dモデルで、新キャラとおぼしきフレンズが動き回る姿が披露された。再生回数は9月6日時点で約70万と好調に見えるが問題はその評価。高評価が約4000に対して、低評価が3万6000で、実に約9倍の差がつくほどの低評価の嵐だ。

SNSでも酷評が目立つ。中でも、2期では1期とは異なるスタイルで「けものフレンズ」が描かれると予想していたユーザーから、あえて1期に寄せてきた点に不満が続出。3Dモデルのキャラの動きに違和感を覚える、1期に似せているにしても中途半端で”劣化版”などと厳しい意見が上がっている。低評価は当たり前とする論調だ。

一方で、こうした批判に対して反論する声も出ている。3Dモデルの踏襲は動物の動きを表現するには最適、なぜ「けものフレンズ」そのものを愛せないのか、低評価ボタンを押すならたつき監督の作品だけを見ていればいいなどの指摘だ。

『けものフレンズ』は、2017年1～3月に放送された大人気アニメ。SNSには「すごーい」「君は◯◯なフレンズなんだね」など作中で使われた言葉が飛び交い、実社会でも動物園とのコラボが続々と行われ来園者が増加するなど、大きな反響を呼んだことは記憶に新しい。結果、「けものフレンズ」という言葉が、「新語・流行語大賞2017」にもノミネートされたほどだ。

ファンの間では、人気の背景にたつき監督の功績が大きかったとする見方が強い。『けものフレンズ』はメディアミックスプロジェクトで、もともとはアプリゲームから展開された作品だったのだが、鳴かず飛ばずでアニメ化を待たずして16年12月にサービスを終了している。その状況から低予算をものともせず、アニメをヒットさせプロジェクトが軌道に乗るきっかけをつくったのが、たつき監督だった。

しかし、その立役者であるたつき監督が、昨年9月に突然の降板を報告したことが、各所で波紋を広げた。版権とその利用に関する認識の違いなどが要因とされたが、最終的には、「けものフレンズ」の製作委員会の一社であるKADOKAWAとの話し合いでも解決せず、12月に降板が正式に決定した。

それゆえ、PVに寄せられたコメントでも、たつき監督にまつわるものが多い。日本はもちろん、「たつきがいなくて残念だ」「NO TATSUKI NO TANOSHI」など海外ファンも巻き込んで話題のようだ。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw3843240