『けものフレンズ』を1話から見ていた人が1年間心の内にずっと秘めていた思いを語る

（スゥーッ）
けものフレンズについて、お話しします。
このツイーットは僕が1年間心の内に秘めていた思いを吐露しスッキリするためのものです。
頭の良い発言は含まれませんので「こいついっつも狂気に飲まれてるな」と思ってください。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 12:57:20 +0000 2019

2017年1月、けものフレンズが放映されました。が、特に話題にもならずタイムラインは他の話題で盛り上がってた気がします。「誰も見ていないアニメ、私が愛さなくては」当時J Kめし！に心を支配されていた僕はけものフレンズを放送1日後ぐらいに気づいて視聴を始めました。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:03:58 +0000 2019

「すっごーい！」
「わーい！」
「あははは！」
なんだこのアニメ…
初見の印象はよくある低予算CGアニメに狂気がくっついてきたな！というものでした。ところが最初の波を超えると、光るものが見えてきました。
「これは、もしかするともしかするかもしれない」
気づいたら見終わってました。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:07:36 +0000 2019

2話を見た段階で半信半疑から確信に変わりました。
「これは神アニメだ、クソアニメなんかじゃない！」
タイムラインにリンクを貼り付けて、オススメしました。一部の人にDMもしました。が、JKめし！狂信者の僕が送ってきたアニメを信用する人間は多くなかったでしょう。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:10:35 +0000 2019

「信じて…信じて…」
生まれて初めて狼少年の気持ちになりました。
2話の再生数が3桁か2桁だった時代が懐かしいです。
しかし、タイムラインのアニメに強いにき達がけものフレンズの光に気づき始めました。便乗しましたが、僕のは狂人の意見として扱われました。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:12:59 +0000 2019

3話でタイムラインがざわつきました。
「このアニメ…おもしろいぞ？」
そうだ…！そうだぞ！
僕は内心喜びました。この頃から世界観を考察する人が増え始め、けものフレンズがSNSで盛り上がってきます。
興奮するアニメ、最高の体験、深夜枠のサナトリウム。
今期の覇権アニメのエントリーだ！！！

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:15:58 +0000 2019

4話以降はご存知の通り、けものフレンズが覇権アニメの風格をだしていました。多くの人が不穏な世界で生きるかばん、サーバル、ボスの旅に夢中になっていました。
この辺りでタイムラインの知能指数が著しく下がり始め、和やかな雰囲気になりました。僕は狂信者から狂人にランクアップしました。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:22:54 +0000 2019

5話も盛り上がって楽しんで見ていたのですが、吉崎観音氏が「今一歩」とコメントを残していたのを見つけます。
「そうかなぁ？面白かったけどなぁ、プロは目線が違うのかな？」
5話以降はたつき監督主導ということを知ったわけですが、当時は若く、この発言の真意には気づけませんでした。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:27:33 +0000 2019

6、7、8、9、10話と日を追うたびに盛り上がるタイムライン。ペパプ会は大人の事情を感じましたが、まぁ、そういう日もあるわな！と特に考えませんでした、話としてしっかり進展してたしね！
で、11話。
びっくりして会社休んじゃったよね。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:30:01 +0000 2019

リアルに支障が出るアニメ、僕にとっては初体験です。良くも悪くも人生を変えたアニメと言っても過言では無いと思います。
11話ショックを引きづり、過呼吸になりながら12話放送の日を迎えました。
「僕の見たかった最強のけものフレンズ最終回」が画面に広がりました。
すごい、すごいぞ！けもフレ！

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:33:28 +0000 2019

J Kめし！のようなクソ…独創的アニメを求めてけものフレンズを視聴していたはずが、神アニメを視聴していたのです。世界観、お話し、キャラクター、全部が魅力的で、たつき監督のフットワークも軽い（休んでほしい）
「覇権コンテンツ」
脳裏に浮かんだ単語です。
ガイドブックを全部買ってました。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:38:20 +0000 2019

ガイドブック最終巻発売当時、すでに「けものフレンズ2」の作成が決定しており、約束された勝利のコンテンツとしてのオーラが高まっていました。
僕は「けものフレンズのソシャゲでたら課金ジャブジャブ入れるんだ！」
と息巻いてました。

そうはなりませんでした。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:41:44 +0000 2019

9月25日。
びっくりして会社休みそうになりました。
「どうして…どうして…」
たつき監督だけの力だけではないにしろ、功労者には違いないのに、なぜ、どうして…大人になるって悲しいことなの…僕はJ Kめし！をループ再生しました。何も答えは出ませんでした。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:44:34 +0000 2019

暗黒メガコーポカドカワが悪いのか、たつき監督が悪いのか、誰が悪いのかとかはどうでも良くて、「たつき監督のけものフレンズ」がもう見れなくなってしまった事実がとてつもなく悲しくなりました。
心が死ぬ前に僕は八つ当たりでニコニコプレミアムを退会しました。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:47:54 +0000 2019

虚無を求め独創的アニメを漁りましたが、第2のけものフレンズは現れませんでした。
奇跡のような組み合わせが、そう簡単に生まれるはずがない。
わかっていた、わかっていたんですよ。
この時異世界スマホに出会いました。
まるで将棋だな！で少し心が晴れました。心の闇は深まりました。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:51:00 +0000 2019

けものフレンズは多くの賞を取っていたのですが、けものフレンズ公式アカウントは一切取り扱わず、吉崎観音氏は「b」しかツイートがない状態。
沈黙は金ですが、僕の中ではもうケリがつきました。
そして、けものフレンズ2はもはや忌子としてネットに放たれ、当然良い印象はありませんでした。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 13:57:01 +0000 2019

ケムリクサとけものフレンズ2が同じ時期に放映される。悩みました。
「けものフレンズという作品に罪はない…」
「けものフレンズというコンテンツにケリをつけないと、たつき監督の作品を見ても濁ってしまう。正しい目で見れない」
結果、僕はまず、けものフレンズ2だけを見ることにしました。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 14:00:08 +0000 2019

けものフレンズ2を見ました。
話が面白くない。
舞台装置と化したキャラ。
感情移入できるキャラがいない。
不自然な場面転換。
都合の良すぎる展開。
可愛いキャラがより一層これらの破壊力を高めます。
「脚本の人何も考えてないでしょ」
と思ってしまいました。
本当に考えてませんでした。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 14:09:06 +0000 2019

かばんとサーバル、そしてボスとの旅。
雑に終わらされ、その経緯も空白。
けものフレンズは…
僕の好きなけものフレンズは…死んだんだなって、思いました。
思いたくなかったです。
アニメ以外の部分でもコンテンツの死を感じとることができてしまい、もう、ダメでした。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 14:13:36 +0000 2019

ファンとファンとファンかわからない人達が争い、信者だアンチだの殴り合う。
こんなの、みたくなかった。
かつて所属したコミュニティの終焉を思い出す。全く同じ流れだ。
「どうして…どうして…」
本当に辛かった。
けものフレンズは争いの道具ではない。
そうあるべきなのに、そうはならなかった。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 14:17:42 +0000 2019

創作とか芸術は、簡単に壊れるもんな。
人間不信になりながら、けものフレンズ2を看取るため8話まで見ました。
なんで見てんだろう。残り4話で、巻き返せるようなレベルを感じないのに。
批評するためとかではないのに、しかし出てくる感想は批判ばかり。
アニメは娯楽なのにどうして心を削るのか。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 14:24:22 +0000 2019

昨日、けものフレンズ2に対して、何も感じなくなったので「ケムリクサを見れるな！」と思いケムリクサの視聴を開始しました。
9話まで1人で勝手に盛り上がりながら一気に見れました。
そして、けものフレンズ2に使っていたカロリーはケムリクサに使うべきだったことに気づきます。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 14:31:50 +0000 2019

僕が本当に見たかったのは
「たつき監督のけものフレンズ」
でしたが、
「たつき監督の作品」
でも、十分に心を満たせることを知りました。
監督なんて誰でも良い、そんなことはなかったのです。
たつき監督の作品が僕の中での正解として根付き、1年間の苦しみから、答えが生まれた日でした。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 14:35:04 +0000 2019

けものフレンズ2は、看取る気持ちで12話まで見ます。きっと望んだ結果は得られないでしょう。
代わりにケムリクサをリアルタイムで見ようと思います。
こちらも、望んだ結果は得られないかもしれません。
ですが、予期せぬ未来を楽しむ価値を僕はケムリクサに感じています。

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 14:37:54 +0000 2019

長くなりましたが、以上で終わります。
一個人の感情であり、参考にすべき論評にはなっていないでしょう。
けものフレンズ2を楽しんでいる人はその楽しいという気持ちを大事にしてほしいです。僕もJKめし！が好きなので。
ケムリクサも好き嫌いがあると思います。僕は好きです。
それで良いと思います

— ネナイコ🍣 (@nenaiko193)Sun Mar 10 14:41:20 +0000 2019