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『けものフレンズ2』という作品のコンテンツ的な側面からの考察

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『けものフレンズ2』がどうしてああいう作品になったのか飽きもせず考えていました。
今日はあえて物語的な側面から離れ、コンテンツ的な側面から考えてみたいと思います。
色々書きますが大半が妄想なので話半分でお聞きください。
コンテンツ全体を俯瞰してみると、2以降の作品には「正当性」を示すという姿勢が見て取れます。
唐突かつ茫漠としたナンバリングやアニメ『けものフレンズ』無印に展開を被せた2の作品構成など、ある程度のことはこの視点から考えると筋が通るのではないかと。
順を追って説明してみたいと思います。
もともと『けものフレンズ』というコンテンツはメディアミックスとして始まっています。
ゲーム・漫画・アニメの3本立てです。
各作品はメインとサブのような関係性ではなく並列する形でした。
作品の舞台設定・キャラクターもほぼ独立しており、それぞれが異なる色を出していました。 pic.twitter.com/KA9CjZiUHo
3本それぞれがヒットすればよかったのですが、残念ながらゲームと漫画は商業的には失敗。
アニメのみが異例の大ヒットとなりました。 pic.twitter.com/VmXGkkAVCF
コンテンツとして理想的な流れとしては、アニメ無印の二期によって固定ファンを掴みつつ、並行して新作を出して集金の機会を増やしつつ裾野を広行くものであったと思われます。 pic.twitter.com/eA2luilCnJ
実際にはアニメ無印以降は方針転換が行われ、メイン級の作品にはナンバリングが行われるようになりました。
内容的に繋がりがあるから……というだけではないのは「2→3」を見れば明らかですね。 pic.twitter.com/ZQZTXaST6A
3のストーリーはゲーム版の延長、作品形式もアニメからゲームへ変更となかなかナンバリングする根拠は掴みづらいです。
そんな中、可能性の一つとして考えられるのが冒頭にあげた「正当性」です。
アニメ無印の続編が諸般の事情によって作れなくなった以上、そこで獲得したファンが離れてしまうことが予想されます。
それを避けるために作品にナンバリングをつけてくことでアニメ無印が「1」となり、2・3は「正当」な続編であることを示してファン離れを避ける目的があったのかもしれません。
作品内容に少し踏み込んだ話になりますが、アニメ無印と2に類似点が多いのも、この「正当性」を示すためにやむを得ないものであった可能性があります。
制作陣交代のゴタゴタでファンが離れるのを避けるためには、作品の魅力が制作陣ではなくコンテンツそのものに起因することを示さねばなりません。
そのためには、制作陣を切り替えつつも同様の物語構造・舞台設定・キャラクターを用いる必要があります。
そして2が一般に高い評価を得られなかった一因はこの高い類似性そのもでした。
なぜならば、類似性が高いということは比較されやすいということでもあります。
アニメ無印のように諸要素が練り上げられた作品との比較に堪えうるのは難しいですから。
別の見方からすれば、2以降の作品は王位の簒奪に挑んだ作品と捉えることができるでしょう。
王座の簒奪そのものが、王座の権威を認める行為であることを思えば何とも皮肉なものです。
その目論見が成功したかどうか、それは自分が各作品に与える評価を振り返っていただければ答えが出ると思います。