荒らしだと思うコメントがあっても反応しないでください。巻き添えで書き込み規制がされる場合があります。

『けものフレンズ2』阿部信行音響監督のインタビューが公開

関係者, , インタビュー (100)

現場の化学反応で世界観が作られていくことも

――「けものフレンズ」は実際に放送されるまで反応がどうなるか未知数だったと思います。世間での盛り上がりについては実感していましたか?

阿部 実感したのはだいぶ後になってからなんです。ただ、人気がすごくあるみたいだよと聞いていたので、モチベーションは上がりました。収録前に細谷プロデューサー(テレビ東京の細谷伸之さん)からも「人気が上がってきまして……」と挨拶されていて。ただスタッフ陣は毎回作品作りに集中していたので、あまり実感はなかったかもしれませんね。


――収録に関して言えば、メインキャストは新人や声優としての経験があまりない方も多かったですよね。最初の頃を振り返るとどうでしたか?

阿部 経験のない人は、第一声というかセリフを読んでもらえばわかるんですよ。でも、顔を見てやる気をすごく感じたんですね。僕が一番大事にしているのは、キャラクターをどういう風にインスパイアしていくかということなんです。声優さんの声をそのキャラクターに入れ込むにあたり、キャラクター性をどこまで注入していけるか、そして何より魅力あるキャラクターにできるか。そこが僕にとってメインなんです。(技術的に)上手い下手ではないんですよ。

もちろん新人なので、最初は地ならしや練習も含めて時間がかかるのは当然だと思っていました。無制限に時間を使えるわけではないですが、その中で最大限の時間を使ってキャラ作りをやった感じですね。

続きを読む


今週の人気記事