「動物ファースト」「僕は著作者人格権のみの保有。これで結果的にIPの質を保てる」　吉崎観音総監督がガイドブック6巻で語った『けものフレンズ』の全て

>>772
他の仕事を見ても基本的にストーリーじゃなくイラストやデザインが主な人だからね＞吉崎観音

得手不得手はあるし万能な才能はないからきちんと線を引けばよいのに
第2の藤子不二雄になりたがったから

>>772
> ワイはやりたくても能力的に出来ない説だな
>>775
> 他の仕事を見ても基本的にストーリーじゃなくイラストやデザインが主な人だからね＞吉崎観音

先生は漫画家やからトータルでプロデュースするんが得意なんやぞ



（一段目、冒頭）
『最初に依頼されたのはIP用のキャラデザインのみで、設計や舞台設定は別だったんですけど、
　それがあんまりしっくりこなくて。

　この展開ではあまり広がりませんよという話を、このプロジェクトを一緒にやっているKADOKAWAの
　梶井（斉）さんに正直に話して、どうせなら世界観からキャラクター、このIPが社会的にも
　繋がるような設計を丸ごとやらせてほしいとお願いしたんです。

　自分は基本的には漫画家なので、キャラと世界と運用は、セットで紐付けて考えるほうがやりやすくて』

>>806
GB6？

>>813
6巻で該当ページを確認できた

>>806
「けものフレンズ」は、自分の価値観と理想で全て自由に作れる場所、か
何回か読んでたつもりだったけどこの部分の重要性に初めて気づいた
927の時にもそれで通せば話は早かったのにね

>>859
吉崎のインタビュー記事を読めば読むほど、
今の状況について、吉崎自らがちゃんと説明していたことに思わず驚いてしまうよね

前に誰かが挙げてくれてたGB6の吉崎インタビュー

>>806
どう見ても吉崎ファースト

>>871
それはちょっとムリだったと思う…
吉崎のインタビューを見る限り、どうみても梶井より吉崎の方が役者が上だよ
吉崎はプロジェクトでフリーハンドを手に入れるための布石をキッチリと打ってる（梶井を使って）



『動物少女とその運用図を見せたら「いいですよ！これでやりましょう！」って言って、
　それまでやってた作業を全部ひっくり返して「けものフレンズ」をやることになったんです。
　ずいぶん簡単に通るなあと思ってたら、後で聞いたらいろんな人に対応してもらって実現してたっていう(笑)』

『それ以降はもうほとんど、自分の自由に作業を進められたんだけど、梶井さんが頑張って、自由を確保しててくれたんですよね。
　だから、「けものフレンズ」がこの世にできたのは自分と、梶井さん。二人合わせて「けものフレンズプロジェクト」ですね』

『だから「けものフレンズ」は、自分の価値観と理想で全て自由に作れる場所なんだけど、
　原作は「けものフレンズプロジェクト」。「吉崎観音」はその一人です。』

『著作権は僕に依頼してくれた出資者が持っていて、僕は著作者人格権のみの保有です。
　この形を自分はすごく望んでいました。こうなってることで、自分は各方面に損得勘定を度外視して、
　利害関係の外から遠慮なく意見や提案ができて、結果的にIPの質を保てるからです。』

>>892つづき
何度も書いてきたが、吉崎はあらかじめ、委員会メンバーや制作会社（ヤオヨロズ）に対して踏み絵を踏ませてる（★）



★『アニメに関しては自分がみることになっていて、それを条件に出資も集めてもらっていたのでできるだけ、
　　今まで自分がやってきて、わかっていることを凝縮して生かせるようにしました。』

★『だからアニメは、自分の好きなように作らせてもらいます、ただし委員会の意見も可能な限り吸収しますと。
　　最初にアニメスタッフにもそれを了承してもらって製作が始まりました。』

『多くの新人声優さんを起用できるように世代交代や時系列の自由度を設けたり、登場するキャラクター選択は
　全て自由で、ノルマは出さなかった。それでもやっぱり、吸収しきれないこともあったみたいで（笑）、
　プロジェクトリーダーの梶井さんに大事な点を伝えて、なんとか方々を説得してもらって、それで納得して
　もらえたから実現したこともいっぱいあります。』

上の２番目が特に凄いと思うが、
吉崎は、アニメについては、委員会の意見を『可能な限り吸収』ってことは
つまり、委員会に対して『できません』って言えちゃうようだよね